ニューヨーク眺めのいい部屋売ります 2014 監督リチャード・ロンクレイン 


 ある老夫婦が、40年住んだニューヨーク・ブルックリンの古いアパートの5階の部屋をエレベーターが無いからと売りに出すところから始まる。
非常にぼのぼのとした映画で、これからの高齢化に伴い空き家が増えてきた日本でも他人事では無い側面もあり共感できる人も多いと思われる映画。
 主役で職業画家のアレックス・カーヴァーを名俳優モーガン・フリーマンが演じてる。妻役のダイアン・キートンが演じるルース・カーヴァーとのまるでどこにでもいそうな夫婦の掛け合いを見ているような感じは
とても良い。
若き日のアレックスとルースのシーンもこの40年の重みが感じられとても良かった。
不動産を仲介するリリー演じるシンシア・ニクソンの演技も◎
何より重要なのが劇中のテロ事件速報がニュースで時折流れてるのが飽きさせない方法なのだと確信した。
ちなみにアパートが劇中に日本円で1億円前後で買われるのを見てニューヨークなら古いアパートでもそんなにするもんかねえと思ってニューヨークの不動産の値段を調べたら
131階のマンションの値段が89億円というのも見られた。せめて半額ならなあと思った。



こんな人におすすめ
ニューヨーク好きまたは憧れてる。
モーガン・フリーマン好き。
不動産に興味がある。
ぼのぼの映画が好き。